ロードバイクのペダルを
外すとき
チェーンリングのアウター側に
チェーンをかけておくことを
強くお勧めします。
つまり
私がお勧めするのは
この状態のことです。
逆に
私がまったく
お勧めしないのは
この状態、、
アウターの歯が
むき出しですねー
まるで
チェーンリングが
牙をむいているようで
危険です!
私、この牙の餌食になりました。
ほんとに
痛かった・・・
いったい何があったのか、、
痛い思い出を
再現してみます。
カッチカチに締まったペダル
ある日の私
ペダルを外そうと
作業にとりかかります。
さーて
ペダルを外そうか。
工具をセットして
ペダルを緩めます。
ですがね
バカみたいに固い。
ちっとも回らない。
なにこれ
固すぎ・・・
カッチカチに
締まったペダル。
ちょっとやそっとの
力ではダメみたいです。
くそっ
こうなりゃ
思いっきりいってやる
ふんっ!
と渾身の力を込める。
クルっ
ついに回りました。
やった回った!
と言いたかったけれど
それよりも
先に出た言葉が
痛ってぇー!
ペダルが回ったのはいいけれど
勢いあまって
工具を持つ手が
チェーンリングに激突!
このとき
アウターにチェーンはかかっていません。
つまり
アウターの歯はむき出し。
そんなアウターに
手が激突したわけで
チェーンリングの歯が
手に突き刺さって
死ぬほど痛いし
ドボドボと血が流れるし
ああ
気絶しそう・・・
チェーンリングは凶器
チェーンリングのアウターが
むき出しの状態で
そこに
思いっきり
手が当たって・・・
チェーンリングの歯って
こんなんですよ。
刃物?
鋭利な刃物みたい。
ひー
怖い怖い
まさに凶器。
こんなところに
思いっきり手をぶつけるなんて
恐怖です。
アウターにチェーンをかける
アウターに
チェーンをかけておけばよかったんです。
そうすりゃ
手をぶつけたとしても
まだマシだったと思います。
なのに
あの時の私は
ペダルを外そうと
ペダルにばかり注意がいって
チェーンリングのことなんか
まったく意識してませんでした。
周りが見えていなかった・・・
おかげで
とても痛い思いをしたわけですが
今では
ペダルを外すときはもちろん
チェーンリング周りで作業をするときは
アウターにチェーンをかけるようにしています。
チェーンリングの歯には
くれぐれも ご注意くださいませ。
ペダル外しの構え
チェーンリングの恐怖のほかに
もうひとつ
ペダルを外す時の構えと
外し方について触れておきます。
ずいぶんなケガをしたあの頃
私はまだまだ
ペダル外しに慣れておらず
とても不安定な状態で作業していました。
不安定な状態、、
これもいけない。
ケガのもとです。
ペダルを外すときは
クランクが一緒に回って
どうにもやりにくいのです・・・
慣れない頃は
いったいどうすればいいんだ?
と混乱した頭で
ペダルの周りをウロウロして
結局、安定しない格好で
強引にペダルを外していました。
ペダルを外すときの構え
あれこれ試して今はこの形です。
- 自転車にはホイールを装着して
地面に置きます - リアブレーキをしっかり握り
自転車を固定する - 足でペダルをしっかり押さえる
ブレーキをかけているので
クランクは回らない - レンチを持つ手の腕を
足のひざに軽く当てる - ここまでの構えができたら
あとは - 肘を引く感覚で
くッとレンチを手前に引っ張る
このやり方ですと
自転車(ペダル)も安定して
力が入れやすい。
そして
手の動きが小さく抑えられて
勢いあまって手がぶつかる
といった心配も少ない。
とにかく私としては
二度とあんな痛い思いは
したくないわけで・・・
そんな私が行き着いたのが
この外し方です。
いちばん安全なのは
ショップに持ち込んで
外してもらうことです。
自信がなければプロにお任せ。
プロの技を見てみるのも
勉強になりますしね。
では さいごに
ペダル外しに挑む方々
どうぞ ご安全に!
私が使うペダルは
8mmアーレンキータイプ
ペダルの脱着には
Park Tool
ハンドル付ヘックスレンチ
HT-8を使っています。
>Park Tool(ホーザン)
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