ロードバイクのペダル、固着するほど締め付けなくても、そもそも漕いでりゃ緩まないのでは

ペダルは緩まないのでは

とあるショップで
ペダル交換をお願いしたら

ものすごいパワーで
ペダルを締め付けてくれた。

おかげで

のちに
そのペダルを
自分で外そうとしたとき

びくともしない

もはや固着
締め過ぎ
助けて、、

非常に苦労して
やっとの思いで
取り外した
という思い出があります。

あのー

だいたいですね
思うんですけど

こんなにも
ガッチガチに締め込まなくちゃ
いけないの?

私が使っている
タイムのペダルだと
締め付け指定トルクは
最大30Nm

TIMEペダル_取り付けトルク30Nm
▲タイムのペダル取説 30Nm Max

シマノのペダルですと
ディーラーマニュアル によれば
締付トルクは
35-55 Nm

タイムに比べ
シマノは高いトルク値が
指定されている。

緩まない?

そもそも
ペダルって
漕いでるうちに
緩むのかなー?

仮にですけど
緩むというなら
あの ガッチガチに締め込む
という行為もしょうがないし
その気持ちも分かる。

でも
そう簡単に緩むもんじゃないよ
っていうなら

そんなに
ガッチガチに締め込まなくても
いいんじゃないかな。

ほんとのところ、、

ペダルは漕いでいるうちに
緩まないようなネジの向き
になっています。

・右ペダルは正ネジ
・左ペダルは逆ネジ
と左右でネジの構造が違うのも
そのため。

左右どちらのペダルも
漕いでいるとネジが
締まっていこうとします。

そう
ペダルは漕いでいるうちに
ネジが締まっていこうと
するらしいんです。

だから緩まないのでは。

でもほんとに
緩まない?

検証します

ということで
ペダルは漕いでいるうちに
緩まないのか?

ちょっと検証してみます。

手順はこちら

  • ペダルを緩めた状態で
    クランクに取り付け
  • 10分間漕ぎます
  • その結果ペダルは
    緩む?締まる?

検証結果

検証の結果は

たしかに
締まりました。

こちらの画像のとおり。

右ペダル

まずは右ペダル

上の画像が漕ぐ前
下の画像が漕いだ後

ペダルは緩まない
右ペダル
上:漕ぐ前
下:漕いだ後

ネジ部分をアップで見てみる。

ペダルは緩まない_アップ
右ペダル
上:漕ぐ前
下:漕いだ後

左ペダル

つづいて左ペダル

ペダルは緩まない_左
左ペダル
上:漕ぐ前
下:漕いだ後

ネジ部分をアップで

ペダルは緩まない_アップ_左
左ペダル
上:漕ぐ前
下:漕いだ後

画像から分かる通り
右ペダル、左ペダル
どちらもネジは締まっています。

漕ぐ前には
ネジ山が見えていましたが
10分間漕いだ後は見えなくなっています。

なるほどね、締まってる。

感想

ほんとに締まるんですね。

漕いでりゃ緩まない
ということで
ちょっと安心。

だからといって
ゆるーく取り付ける・・・
それもいかがなものか。

締め過ぎ
締めなさ過ぎ

あまり極端なことはせず
指定されたトルク値に従う。

そうしよう。

私が使っているトルクレンチは
京都機械工具(KTC) デジラチェ GEK030-C3A
設定範囲 2~30Nm が
ロードバイクにちょうど良い。
でもシマノペダルの35~55Nmには
ちょっと対応できないけど。

もう少し高いトルクが必要なら
トルク測定範囲 6~30Nm



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