ガーミン心拍計の電池交換に使うドライバーと小さなビスについて

ガーミン心拍計に使うドライバーについて

私が使っている心拍計は
ガーミン「プレミアムハートレートセンサー」
型式で言うと「HRM3-SS」です。

現在
プレミアムハートレートセンサーは
すでに販売終了、、
現行品は「HRM-Dual」となっています。
※2020年9月時点

さて
このガーミン心拍計ですが

電池式なので
いつかは電池交換が必要になります。

ところが
この電池交換が
なかなか
あなどれないのです。

ビスが小さい

ガーミン心拍計のカバー

電池交換の手順としては

  1. 4本のビス(+穴)を外し
  2. カバーを開ける
  3. 古い電池を取り出し
  4. 新しい電池を入れる
  5. カバーを取り付け
  6. 4本のビスでカバーを固定する

となります。

ガーミン心拍計のカバーを外した
カバーを外した様子

ここで
悩ましいのが4本のビスです。

とにかく小さい。

これを回すドライバーとなると
普段使っているようなサイズの
#2(2番)なんかじゃ
ぜったい無理で

もっと小さな#0(0番)とか
いわゆる
精密ドライバーが必要になります。

ドライバーはプラス#0

精密ドライバーと言っても
サイズがいくつかあります。

いったい
どのサイズを選べばいいんだろう。

精密ドライバーのサイズに悩む

ガーミン サポートいわく
現行品の心拍計(HRM-Dual)では

センサーモジュールの背面にある4本の小さなネジ(プラス#0)を取り外します

Garmin HRM-Dualのバッテリー交換方法

プラス#0のようです。

ただ
私が使っている心拍計は
一世代前の機種です。
同じサイズのビスなのか?

それに
ネット上を検索してみると
#00がいいとか
なかには#000という意見もある。

さすがに#000は小さ過ぎると思うが・・・
ちなみに0の数が多いほどサイズは小さくなります。

ドライバーのサイズに悩みます・・・

#0と#00を使ってみる

そこで
#0と#00を用意して
使い比べてみます。

精密ドライバー2サイズ
精密ドライバー
左:#00
右:#0 

写真の精密ドライバーは
VESSEL(ベッセル)製のもので
品番は
TD-51 +00(#00)
TD-51 +0(#0)

まず
ドライバー先端の大きさを比較してみます。

こちらの写真
左が#00、右が#0の先端です。

精密ドライバーの先端を比較
先端の比較
左:#00
右:#0 

こうして見ると大きさの違いがよく分かります。
左の#00が小さく
右の#0が大きい

つぎに
実際にビスに当ててみます。

ビスに当てる00番
#00
ビスに当てる0番
#0

#00(上の写真)のほうは
ビス穴よりも若干小さいので
回すと少しガタが出ます。

一方#0(下の写真)は
ビス穴にピッタリ収まって
ガタもありません。

二つのサイズを
実際に使い比べてみましたが

#0が適していると私は思います。

まあやってみれば
#00でもビスを回すことは可能です。
ですが
ドライバー先端がビス穴よりも小さいので
慎重に回さないとビス穴をなめるかも・・・

ビス、ドライバーの扱いには注意

精密ドライバーのサイズも判明しました。
あとは4本のビスを外して電池交換。

それほど
難しくはなさそうです。

でも
いざやってみると
小さなビスと精密ドライバーの扱いで
ちょっと気をつけたほうがいいな
って思うことがありましたので、、

以下、注意点です。

ビスは真っすぐに入れます

ビスを心拍計のネジ穴に入れる際は
真っすぐに入れていきます。

斜めになった状態で入れてしまい
そのままビスを締め込んでしまうと
ネジ山が噛み込んでいきます。

そして
噛み込んで固くなったビスを
さらに締め込んでしまうと・・・

おそらく
プラスチックでできた
心拍計のネジ穴のネジ山が
飛んで無くなるでしょう。

こうなると悲惨です。
ネジ山のない穴に
もうビスは使えませんから。

もしも
ビスが斜めに入ってると気づいたら
無理をせず一旦ビスを外して
もう一度真っすぐに入れ直して
斜めにならない様に
ゆっくりと締めていってください。

ドライバーはビスにしっかり押し当てる

とくに
・固く締まったビスを外す
・ビスを強く締め込む
といった
ドライバーに力を入れて回すとき

ドライバーは
ビスの穴(+)にしっかり押し当てます。

押し当てが弱いと
ビスの穴をなめます。

なめたビス穴では
ドライバ―がすべって
さらにビス穴をなめてしまう。

そうこうしているうちに
ビス穴はツルツル、、

もう二度とビスが回せない。
ってことになります。

ドライバ―はしっかりビスに押し当てる
ドライバーは
ビスにしっかり押し当てる

ドライバーに力を入れて回すときは
ビス穴にしっかり押し当てて
ビス穴をなめないように注意します。

4本のビスは均等に締め込む

4本のビスは均等に締め込んでいきます。

どういうことかと言うと

1本のビスだけを
一気に締め込んでしまうと
いわゆる片締め状態になってしまいます。

こうなると
カバー4カ所のビス締め付けに
十分なところ
不足するところ
ができてしまい
心拍計がしっかり密閉できなくなります。

ですので
カバーに均等に力が加わるように
4本のビスを締め込んでいきます。

具体的な方法は
対角線上のビスを交互に均等に
そして徐々に締め込むようにします。
①⇒②⇒③⇒④
⇒①⇒②⇒・・・
と繰り返し締めていく。

ネジは対角に均等に

締め込み過ぎに注意

締め込み過ぎには注意してください。

こんな小さなビスです。
バカみたいに締めこんだら
あっさりネジ山が飛んでしまいます。

具体的な締め付けトルクは不明ですが
ビスが重くなってきて
もう回らない
となったら
「もう回さない」
私の場合はこんな感じです。

ありがちなのが
もうちょっと回しとこうか、、
と、いつまでも締め込んでるうちに
ネジ山を飛ばしちゃった!
ってパターンです。

ビスの締め込み過ぎに注意。

ビスは無くさないように

何度も言いますが
小さいビスです。

うかつに
そこらへんに置いておくと
どこかへ転がっていって
紛失しかねません。

私の失敗談ですが
うっかり落としたビスが
狭い隙間に転がり込んでしまい
取り出すのに大変な思いをしました。

外したビスは
タッパーや小皿といった容器に入れて
転がっていかないようにしましょう。

さいごに

ガーミンの心拍計の電池交換で扱う
小さなビスと精密ドライバーについてまとめてみました。

たかがビス4本…
なのですが

いやいやどうして

やっぱり注意することも
それなりにあって

なかなか
あなどれない
電池交換です。

心拍計の電池を新しくしたのに
不調が改善しない・・・
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そんな記事がこちらです。

心拍計の放電は重要

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