SiS BETA FUEL もう少し理解しておこうと思います

SIS_BETA FUEL 食品/補給/サプリ

こちらに並んだ
黒いパッケージの品々、、

購入した BETA FUEL

SiS(サイエンスインスポーツ)のエネルギー補給食
BETA FUEL(ベータフュール)です。

前々から気になっていた商品でして、、
ちょっと試してみようと思い
先日Wiggleで購入しました。

BETA FUELの特徴

このBETA FUEL
こんな特徴の補給食です。

マルトデキストリンとフルクトースを
1:0.8 の割合で配合することにより
炭水化物(エネルギー)の吸収効率が向上

「エネルギーの吸収効率が高い」
ということらしいのですが

この
マルトデキストリンとフルクトースとは
いったい何モノなのか?

そしてそれらを
1:0.8 の割合で配合すると
吸収効率が向上するのは
いったいナゼなのか?

私には分からない・・・

ということで
BETA FUELを購入するんだったら
もう少し理解しておくべきかと思いまして

分からないアレコレを調べまくって
なんとか私なりに納得するに至りました。

私なりの解釈ですが
まとめてみました。

マルトデキストリンとフルクトース

まずは先ほどの
マルトデキストリンとフルクトースについて調べてみると
これらはどちらも糖のことだと分かりました。

糖は体にとって重要なエネルギー源です。

補給食に含まれる糖を摂取することで
運動に必要なエネルギーが供給されます。

そんな糖について
もう少し調べてみます。

糖類、糖質、炭水化物

糖を表現する言葉として次の3つがあります。
「糖類」「糖質」「炭水化物」

糖類、糖質、炭水化物
よく耳にする言葉ですが、、

これまでの私は
その意味など大して考えたこともなく
なんとなく糖類とか糖質と言っておりました。

でも調べてみれば
それぞれにきちんとした定義がある
ということが分かりました。

糖類

糖類とは
分子量の小さい糖のこと。

糖の分子が1もしくは2個で
単糖類もしくは二糖類と言われます。

代表的な糖類としては
・グルコース(ブドウ糖)
フルクトース(果糖)
・ガラクトース
・スクロース(ショ糖):グルコースとフルクトースが結合したもので一般的に言う「お砂糖」
・ラクトース(乳糖):グルコースとガラクトースが結合したもの

糖類=単糖類+二糖類

糖質

糖質とは
糖類がいくつも連結して大きな分子となっているもので
糖類に加えて多糖類や糖アルコールなどが含まれます。

糖質の代表としては
マルトデキストリン
・デンプン
・キシリトール

糖質=糖類+多糖類+糖アルコールなど

炭水化物

炭水化物とは
糖質に加えて食物繊維を含んだものの総称です。

炭水化物=糖質+食物繊維

糖類、糖質、炭水化物を図にしてみると
こんな感じです。

糖の分類

炭水化物には糖質も糖類も含まれ
炭水化物と言えば糖全般を指すことになります。

体内への糖の吸収

続いては
体内への糖の吸収について調べてみました。

調べましたが
私にはとても難解な世界でして
どこまで正確に理解できているか?
私なりの解釈ということで・・・

糖の吸収

摂取した糖(炭水化物、糖質、糖類)は分解酵素によってブドウ糖(グルコース)や果糖(フルクトース)などの単糖の状態にまで分解されて小腸で吸収されます。

BETA FUELに含まれる
マルトデキストリンとフルクトースの場合

マルトデキストリンは糖質ですので
単糖のグルコースに分解されてから吸収されます。
一方のフルクトースは単糖ですので
分解の過程はなくそのまま吸収となります。

イメージ図_糖吸収(小腸に吸収)

糖輸送体

単糖となった糖を小腸で吸収するわけですが、そのために実は糖輸送体というものが必要になります。

この糖輸送体の働きを介さないと糖は取り込めないのです。

BETA FUELで摂取したグルコース(元はマルトデキストリン)とフルクトースは、糖輸送体を使って小腸で吸収されることになります。

なお、グルコースとフルクトースでは、使われる糖輸送体が次のように異なります。

グルコースの糖輸送体は「SGLT1」
フルクトースの糖輸送体は「GLUT-5」

イメージ図_糖吸収(糖輸送体)b

小腸で吸収されたグルコースとフルクトースはこのあと肝臓に運ばれ体の(筋肉や脳の)エネルギー源へと変換されます。

吸収の速さ

つぎは糖が吸収される速さについて

グルコースとフルクトースの小腸への吸収を比べると、フルクトースの方が吸収は緩やかに行われます。

その理由、、
糖輸送体GLUT-5の量はSGLT1よりも少なく、そのぶんGLUT-5を使うフルクトースの吸収が緩やかになる

であれば、吸収の速いグルコースでどんどんとエネルギー源を摂取したいところですが、SGLT1の数には限りがあるので運べる(吸収できる)グルコースの量にも限界があります。

もし吸収が追いつかないほどグルコースを大量に摂取してしまうと、小腸内に糖質が残ってしまい下痢や腹痛の原因となることもある

吸収できる量

では吸収できる糖質の量はどれほどか?

グルコースのみを摂取した場合、摂取した糖質が酸化分解されてエネルギー源となる量は毎分1g(1g/分)程度のようです。

推奨される糖質の摂取量についても同じく毎分1g(1g/分)と言われています。

これはグルコースの糖輸送体SGLT1で運べる量が毎分1g(1g/分)、1時間あたり60g(60g/時間)ということになり、これを超える量を摂取しても全ての糖質を小腸で吸収することは難しいと思われます。

しかし自転車競技のような持久的運動では、エネルギー源となる糖質をより多く効率よく吸収することが重要なポイントとなってきますので、吸収量を上げるために何とかしたいものです。

そこでもう一つの糖輸送体GLUT-5を活用して小腸での吸収効率を上げようということで、フルクトースも摂取するわけです。

グルコースとフルクトースを同時に摂取することで、糖輸送体SGLT1でグルコースを吸収し、さらにはGLUT-5でフルクトースも吸収する。そうすることで小腸が吸収する糖質の総量を増やすことができる。

このように複数の糖輸送体によって取り込まれる糖質を混ぜて摂取することで、より高い効果を得ようとする手法は「マルチトランスポーター法」と呼ばれています。

グルコースとフルクトースの比率

ではグルコースとフルクトース
どれくらいの比率で摂取すれば良いのか

私が調べたところでは
グルコースとフルクトースの混合比率は、2:1 (1:0.5)が推奨されています。

この比率でいくと、グルコースを毎分1g(1g/分)摂取するのであれば、同時に摂取するフルクトースは毎分0.5g(0.5g/分)となり、その結果トータルで毎分1.5g(1.5g/分)の糖質が摂取できるわけです。

グルコースだけを摂取するのに比べて1.5倍の摂取量です。

BETA FUELの比率ではどうなるか

BETA FUELの場合、マルトデキストリンとフルクトースを1:0.8 の割合で配合となっています。

これを単純にグルコースとフルクトースの比率で考えれば、グルコース毎分1g(1g/分)とフルクトース毎分0.8g(0.8g/分)となり、トータル毎分1.8g(1.8g/分)の糖質摂取となります。

グルコースのみを摂取するよりも1.8倍の糖質が摂取できる。

1.8倍って、ほぼ倍増ですよ、、
すごいな。

BETA FUELの 1:0.8という比率は SiS(サイエンスインスポーツ)が導き出したものでしょうが、その根拠はよく分かりません。ただ当初はBETA FUELも 2:1(1:0.5)を採用していたようで、そこから今の比率に変更することで糖質の酸化分解(エネルギー源となる)が向上し、さらには胃腸の不快感を最小限に抑える効果も得ているようです。

BETA FUELは私にとってどうでしょうか

より多くの糖質が吸収できるBETA FUELですが
私にとってどうでしょうか、使う価値はあるんでしょうか?

運動強度で考えてみると、、

高い強度で長時間の運動を続ける場面では、大量の糖質を吸収しなければなりませんからBETA FUELはとても有効な補給食だと思います。

でも緩めの運動ならそこまで糖質をグイグイ吸収しなくても、ほどほどに摂取していれば良いように思います。

低強度の場合、脂肪を原料とする代謝が主なエネルギーですが、強度が高くなってくると脂肪からの代謝が追いつかなくなるため、糖質からの代謝エネルギーがより多く必要となります。

そうなると、私のようにそれほど高強度な運動をしない者では、BETA FUELの特徴を十分活かせないのかもしれませんね。

でもまあ使っていれば意外な効果がみられるかもしれません。
しばらく使ってみましょう。

ということで今回はBETA FUELについて調べてみました。

エネルギーの吸収効率を高める理屈はだいたいイメージできましたが、そのプロセスたるやなんとも複雑、、細かいところまでは私の理解を越えてしまい(ややこし過ぎる)、記事も少々大雑把な感じになってしまいました。

しかしあれですね
自分の体の中でこんなことが行われているとは、ちっとも知りませんでした。
本人が理解できないような、すごいことやってます。

>SiS BETA FUEL をWiggleで見る

参考書籍



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